まちの保健室

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質問

登録日

てんかん発作の種類について教えて下さい。

2005/12/9

回答

欠伸発作は、意識欠損を主徴とする発作で、自動症、脱力などの随伴症状を伴うことがあります。小児期（５～６歳）に発症し、発作頻度は１日に数回から数十回で、２０歳頃には消失します。強直間代発作は、突然意識消失が起こり、両側四肢、躯幹の強直発作が数秒から数十秒続き、次第に間代発作が十数秒持続します。強直間代発作の持続時間は約１分間で、その後もうろう状態が続き、睡眠へ移行します。発病は１０～２０歳で、発作頻度は一ヶ月に数回程度です。内服治療により７０％は消失し予後は良好です。複雑部分発作は、意識障害を伴う発作で、意識障害に続き、自動症（舌なめずり、口をもぐもぐさせる、手で衣類をまさぐる、歩行など）が１～２分持続し、その後意識は徐々に回復します。

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徳島大学病院　精神神経心身症科（電話番号088-633-7128)

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